土田会計事務所 : 耳よりミニ情報 : ミニ情報バックナンバー : 損益計算書
貸借対照表
資産の部
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負債の部
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資本の部
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企業の財政状態を理解するには、この貸借対照表を理解することがまずは重要と言えます。
(2003年9月)
資産の部
まず左側を見ると、「資産の部」があり、会社が経営活動を行う手段となる資産がすべて並べられています。この資産の部では、会社が集めた資金をどのように使っているのか、「資金の運用形態」をあらわしています。要するに、どのようにお金を使っているかということです。
「資産の部」は流動資産・固定資産・繰延資産に区分されています。
流動資産とは、現金預金、売掛債権(受取手形や売掛金。仕事が終わっていずれ現金化する予定だが、まだ現金になっていないもの)、棚卸資産(商品・仕掛品・原材料)など、会社を運営していれば通常生まれてくる資産と、貸付金等や一時所有の有価証券など一年未満のうちに現金として回収される見込み資産のことです。
固定資産は土地、建物、機械設備、車両などの目に見える有形固定資産と、特許権、借地権などの目に見えない無形固定資産、および長期貸付金、関係会社株式、長期所有の有価証券など、投資目的で長期に保有する投資等に細かく区分されています。
繰延資産は、金額が大きく、その効果が次期以降長期に及ぶために、費用を何期かにわたって繰り延べることにより生じた資産です。
負債の部・資本の部
貸借対照表の右側を見てください。「負債の部」と「資本の部」に分かれて表示されています。負債の部・資本の部では、会社が使っている「資金の調達源泉」をあらわしています。要するに、左側の資産がどこから調達しているかを示しているかということです。
負債の部は、一年未満に返済しなければならない流動負債と、一年以上にわたって長期に返済しなければならない固定負債に区分されます。
流動負債は支払手形、買掛金(商品や材料などを仕入れたが、まだ支払の済んでいないもの)、未払費用、預り金や一年未満のうちに返済時期のくる短期借入金などが、現金としての返済時期が早く来る順に配列されています。
なぜ、支払手形や買掛金が資金の調達源泉であるかと言うと、これらは本来仕入先や外注先へ現金で支払うべきものを延長しているからです。延長している期間は取引先から借金しているのと同じ状態ですから、資金を調達していると考えるわけです。
固定負債は、長期借入金のように一年以上にわたって返済する義務のあるものです。
資本の部は、事業主や株主が出した出資金・資本金と、法定準備金・剰余金からなっています。資本の部の資金は返済義務がない、いわゆる企業が自前でまかなっている資金です。
経営分析を行う場合、資本の部を「自己資本」、負債の部を「他人資本」と呼びます。また総資本とは自己資本と他人資本を合計したもので、総資産と同じ金額になります。
まずは、貸借対照表を見て、それぞれがどんな意味をもっているのかを理解することが大切なことです。
参考
- 自己資本比率(%)=(自己資本÷総資本)×100
貸借対照表の右側は資本の調達状況を示し、負債+資本の構成になっています。 このうち、負債は要返済、資本(自己資本)は返済不要ということですから、返済不要 の自己資本が大きいほど、その会社は安定しているといえます。 目標とすべきは30%以上が理想です。 - 流動比率(%)=(流動資産÷流動負債)×100
流動資産・・・・1年以内に現金化する資産
流動負債・・・・1年以内に支払予定の負債
理想的には2000%。120%〜140%程度の会社が多い。100%未満になったと きは問題。しかし1年以内に倒産するわけでもなく、業種によってもバラつきがありま す。
次回は損益計算書(2003年10月)についてご説明いたします。
2003年9月
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